(いそがい・はじめ)の杉並ファクトチェック

ちょっとした疑問を「調べてみた」「やってみた」系の自問自答ブログです。力量の関係で杉並区中心とします。杉並区議会議員選挙落選。

杉並区議会議員選挙立候補者 いそがいはじめ の政見

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 4月21日に行われる杉並区議会議員選挙に立候補することにしました。動機は、人生の後半戦の時間は、わたくしの知見を杉並区政に生かすことに使いたいからです。

 スローガンは「杉並アップデート!」。以下、①プロフィールと②政見、についてお読みください。

(選挙運動期間中、ブログは毎日更新していきます。追記情報はここに書きます)

選挙ポスター貼り――杉並区公園めぐり(4/15~)

3年以内に杉並区をスマホ活用ナンバーワン自治体にする――いそがいはじめが杉並区議会議員選挙に立候補した動機 (4/19)

 

①プロフィール

 1959年12月、父の転勤先の山口県で下関生まれる。2歳で父の故郷である台東区浅草に帰京、20歳まで過ごす。以降、杉並区西荻窪在住。母は杉並区西田町(成田西)出身。

 学歴は、台東区立富士小学校、文京区立第六中学校、東京都立竹早高等学校、国際基督教大学ICU)。

 職歴は、ICU卒業後、繊維会社、外資系出版社を経て、1990年日本ソフトバンク/現ソフトバンク出版事業部入社、1995年からインターネットメディアの事業化開始。1999年、ソフトバンクを親会社とした、旧ZDNet Japan/現ITmediaの創業メンバー。取締役、執行役員、内部監査室長等、経理・営業職以外の大半を経験。現在はITmediaを休職中。政見と所属企業は無関係です。

 健康状態は、2015年、悪性リンパ腫発見(ステージⅣ)、現在無治療経過観察中。

 ボランティア活動は、インターネット図書館の青空文庫工作員(入力)。

 家族は、妻(翻訳者)、長女(会社員)、次女(学生)です。

 

②政見の三本柱

1.スマホファースト
2.在宅・緩和医療体制の拡充
3.文化財デジタル化推進

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1.スマホファースト

 杉並区民のための公式情報、関連情報は、最初にスマホに、というメディアインフラの優先順位を再考しましょう、ということです。

 区政・区民の暮らしに関する情報提供は、広報紙やチラシなどの紙から、PCインターネットに移ってきましたが、進化しつづけるスマホ環境に追いついていない状況に見受けられます。PCインターネットのRSS配信、ホームページのモバイル端末最適化、単独アプリ、YouTubeチャンネル……杉並区はこの段階までは23区内でも先進的な活動を続けてきましたが、TwitterFacebook、LINEなど、スマホ利用が中心のSNSへの対応は遅れています。

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 区政・区民の暮らしに関する情報は、現在は、スマホSNSに真っ先に提供することが重要です。区民はSNSアプリを常に使っています。チラシにしか載っていなかった、冊子にしか載っていなかった、いつの間にかホームページに載っていたが気がつくのが遅れた、ということがないようにすべきです。

 まだスマホを利用されていない区民のための、ドコモ、auソフトバンク等、各キャリアごとのシニア向け講習会は、頻度を増やし、どんどん開催・共催されるべきで、これも促進していきます。

 スマホで起きる各種問題は、スマホを遠ざけ、規制することで解決するのではなく、必要な機能や使い方を学習する機会を増やすことにより解決すべきで、行政はそのお手伝いをすべきと考えます。

2.在宅・緩和医療体制の拡充

 「病気と覚悟」というエントリーに書きましたが、わたくし自身、やっかいな病を抱えています。常にというわけではありませんが、死を考えます。最期はできるだけ苦しまないように、と願っているのは私だけではないでしょう。

 杉並区では現在、4つの病院が緩和ケアに対応しています。


医療法人財団アドベンチスト会 東京衛生病院
医療法人社団杏順会 越川病院
宗教法人救世軍 救世軍ブース記念病院
立正佼成会附属佼成病院

 何床あるのか、心配ではありませんか? 衛生病院が20、越川病院が34、救世軍ブース記念病院が20、佼成病院が20。合計94床です。

 緩和ケア病棟には平均1ヶ月入院すると言われています。仮に、の計算ですが、94かける12ヶ月で1128。平成29年版の杉並区統計では、1年間の死亡数は4432名。うち悪性新生物(がん)が1373名。

 すべての方が杉並区でお亡くなりになるわけではないのは当然です。また、すべての方が同じ死生観を持つわけではありません。けれども、今後、果たして病床の不足はないのでしょうか?  団塊の世代が75歳以上に達する2025年問題に対応できるのでしょうか? 在宅医療との組み合わせは、適切に区民に情報共有されているのでしょうか?

 自分自身の問題でもありますから、わたくしは、区民がワンストップで理解し、対応できるような体制を拡充していきたいと考えます。

3.文化財デジタル化推進

 杉並区には、美術館はありません。郷土博物館と杉並アニメーションミュージアムがあります。ホームページには、それぞれの所蔵物のチラ見情報が載っています。

 そういう時代は終わりました。来場できない人のために全情報をデジタル化しインターネットに公開し、それをスマホで閲覧できるようにする。それが今後の方向性であり、世界の潮流と考えます。

 杉並区立図書館には貴重な資料が所蔵されています。企画展示の際に公開しています。こちらも来場できない人のために、デジタル化し公開していくべきです。

 著作権切れの杉並区ゆかりの作家。中央線沿線で活動した作家は非常に多いことは広く知られています。NPO法人等と連携し、青空文庫化を推進し、その利用規約に基づき、デジタルライブラリーに架蔵していくべきでしょう。

 なぜデジタル化するのか。それは情報が流通しやすいからです。なぜ自治体がデジタル化を推進する必要があるのか。それは民間まかせだと消滅するからです。ヤフーでさえジオシティーズを閉鎖します。

 わたくしは、杉並区総合デジタルミュージアムの創設を提案します。

 

繰り返します。

 

スローガンは「杉並アップデート!」です。

 

 お住まいの地域は問いません。わたくしの政見、三本柱にご賛同の方には、ツイート、リツイート、シェア等、拡散にご協力いただきたく、よろしくお願いします。

 さらに、わたくしの知見を杉並区政で使ってみようとお感じになられた、杉並区にお住まいの有権者のみなさんは、「いそがいはじめ」にぜひご投票をお願いします。

 

  ここまで読んでいただきありがとうございました。ご質問等はコメント欄に投稿してください。できるだけ返信、あるいは新たなエントリーを立てていきます。